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現場報告◆ソ-ラー床暖の家:西条(旧東予市)

2009年5月30日|カテゴリー「現場報告

現場報告◆ソ-ラー床暖の家:西条(旧東予市)

一昨日、太陽熱床暖房”そーらー連”の床下の煙試験を行いました。

これは、床下の気密性をチェックするものです。

それは、以前説明した通り、
この暖房は屋根板金のすぐ下に空気層をつくり、その空気を太陽熱で熱し温めそれを床下にダクト(太いパイプ)で送り、床下の基礎コンクリートを温め(蓄熱させ)、そして部屋の温度が床下よりも低くなった時、部屋の床板に築けたガラリを通して熱の移動をさせ、家を暖房する仕組みです。

ですから、床下の気密性が悪かったならばせっかく温めた空気を送っても、外に逃げてしまい床下の温度が上がらず、効率よくコンクリートに熱を貯めることが出来ません。

そのために床下の空気がどこかに漏れていないか検査を行います。

その方法は、床下に空気を送るダクトに煙を流し強制的に床下に送ります。そしてどこかから煙がが漏れていないかどうかチェックするものです。

検査の結果、幸い問題はありませんでした。

煙試験②

煙試験
ごめんなさい。写真ではあまり煙は見えませんね…!
でもかなりの量の煙を写真のダクトから床下に送りました。

以下現況です。

西面
西面

北面
北面

東面
東面

南面
南面

駐車場1
駐車場と渡り廊下?

駐車場2
駐車場:コンクリート打ち放しと鉄骨むき出しの仕上げになります。

イス
このイス いいでしょ…!
大工さんが残材で作ってくれました。
施主さんはすっかり気に入り追加注文していました(笑)

今後の工事は外部の鉄骨造りのバルコニーが南面に取り付きます。
コンクリート打ち放しの駐車場と鉄骨のバルコニー、無垢の木表わしの住宅との
コンビネーションが楽しみです。

また住宅と駐車場をつなぐ鉄骨造の渡り廊下(ピロティ)も楽しみです。

◆お知らせ

完成見学会を開催する予定です
6月20(土)・21(日)

あなたも是非お出で下さい。

ひとりごと

2009年5月30日|カテゴリー「日記

あきらめないで…!

今日嬉しいことがあった。

昼ごはん時のことだ。
私は、時々事務所から車で3分くらいの近くにあるセルフうどんのお店に行く。

今日もそこに行って、ぶっかけうどん(冷たいやつ)を食べに行った。

そして食べ終わり帰ろうと車に乗りかけた時、背後から
「井上さん」と呼びかけられた。

振り返ると、笑顔でそこに立っていたのはYさんだった。
偶然Yさんもこのお店に来ていたとのことだった。

Yさんは、もう3年ぐらい前からか、
私どもの設計監理した何軒かの物件の完成見学会にことあるごとに来て頂いている人だ。
自然素材の家づくりに興味を持ち、私どもにも共感を持って頂いている。

ただ家は建てたいのだが、なかなか気に入った土地が見つからず、
何年も土地探しで非常にご苦労されていた。

そんなYさんですが
今日は、晴れやかな顔で「井上さん。やっと土地が見つかり、購入しました。」
と嬉しい知らせでした。

「何年もかかったけど、諦めずに探してよかった…」と言われていました。

その顔は本当にニコニコと嬉しそうだった。

「これで”やっと”現実的に”自分たちの家づくり”に
一歩前に進める!」とも言われていました。

その喜びは私にも伝わってきました。
なんだか私もとても心温かく、嬉しく、幸せな気持ちにさせていただいた。

やっぱり、人が本当に嬉しそうにしているしている姿を見ると
それは周りの人に伝わり、まわりも幸せな気持ちになるんだなと
改めて実感した一時でした。

同時に思ったことは、

「気に入った土地がなかなか手に入らなくて…」と
悩んでいるいる人が多くいますが(私の身の回りにも)

Yさんのように

どうか諦めないで、妥協しないで「あなたの本当に気に入る土地がみつかるまで」
がんばって 探してほしいということです。

晴れやかな気持ちで、家づくりをしたいものですね…

「よかったですね Yさん…!」
「おめでとう」 (笑)

おまけ
先日散歩していた時「綺麗だな…」と思たものです。

花①

いちょう

これは散歩のときではありません。
音大生によるクラシック演奏会での一枚です。

ただ、手ぶれもひどい失敗の写真でしたが、
なんか面白いなと思い、消せずにいる一枚でした。

ステージ

プロジェクト:だんだん畑に立つ家:玉川町

2009年5月20日|カテゴリー「現場報告

プロジェクト:だんだん畑に立つ家:玉川町

いよいよ着工です。

連休明けの5月10日に、『だんだん畑に立つ家:玉川町』 の起工式を行いました。

起工式

この日は日差しが5月だというのに非常にきつい日でした。
でも、真っ青な空と、爽やかな風が敷地を流れとても気持ちいい絶好の日和でした。

今回の「起工式」では初めて経験することが多くありました。

私にとっては初めて女性の宮司さん。
やはり男性の場合とは一味違い全体の中に優しさが感じられました。

また、宮司さんにより起工式の中で「旭の舞」という踊りを歌いながら舞って頂きました。非常におごそかで聞き入り見入ってしまいました。

非常にありがたいものを見せて頂いたと感謝です。

宮司1

2

舞1

全員

全員3

いつもながら、
起工式が終わると「さぁ!ヤルゾ~!」という気持ちになりますね(笑)

現場報告◆ソ-ラー床暖の家:西条(旧東予市)

2009年5月20日|カテゴリー「現場報告

現場報告◆ソ-ラー床暖の家:西条(旧東予市)

工事も進み現在の様子をお知らせいたします。

◇外部の足場が外れました。
◇ソーラー床暖房もほとんどのダクト工事も終わりました。
◇工事も急ピッチで進んでおり、現在壁下地の石膏ボード張りに入っています。
◇また、多くの家具も取り付けられています。
◇内部の階段・吹き抜け部の手すりは、スチール(鉄)でデザインしています。
◇コンクリート打ち放しの駐車場も工事を始めました。

外観①
屋根の頂部で光って見えるのはガラスです。屋根鉄板下の空気の温度を急激に上げる為のものです。

外観②

ハンドリングボックス①
ハンドリングボックスと呼ばれ中にファンが取り付けられ、屋根で温められた空気をここ一か所に集め、床下に送ったり、夏場は外に排出したりと運転を制御しています。

立ち下がりダクト
温められた空気を床下まで送るパイプ(ダクト)です。表面の仕上げは白い塗装でしようと思っています。

書斎①
2階書斎 書斎上部に大きな三角窓を設置しています。

床の間
床の間下地の状態

階段①
階段下地、出来上がりは多分 カッコイイ と期待しているのですが…

階段②
階段室に面して、縦長の大きな窓を設置しより開放感を演出しています。
春には窓の向こうは、菜の花畑でさぞかし美しく、また春を感じさせてくれることでしょう。

       以上 報告終わり

追伸:何か写真の色が良くないですよねぇ~
だれか教えて下さい。逆光に近い時なんてどう写せばいいんでしょうね・・・?

今治混声合唱団”響”定期演奏会

2009年5月13日|カテゴリー「未分類

今治混声合唱団”響”定期演奏会 開催
       のお知らせ

下記の通り第5回 定期演奏会を開催いたします。
是非おいで下さい。

■6月14日(日)  
■開場 13:30  ■開演 14:00

■プログラム
  □混声合唱組曲 ”水のいのち”
  □黒人霊歌
  □男性合唱  
  □童謡メドレー ”いつの日か” 他

響パンフ

この合唱団は2000年に設立されました。

この合唱団には、妻と共に参加し毎週?歌っています。

私は仕事等の関係で、必ずしも毎週練習に行くことは出来ませんが、出来るだけ行くようにしています。大きな声で大勢の仲間と歌うことはとても気持ちいです。
また、みなの声が一つにまとまった時のハーモーニーはとても美しく心地よさを感じます。

この合唱団は ”あたたかさ”と”優しさ”を大事にしている合唱団です。
今回の演奏会でも、それがお届できるといいなぁ と思っています。

また、今回初めて ”水のいいのち”を演奏します。

個人的なことですが、この曲は私にとって、ことのほか想いで深い曲で、合唱曲の中で最も好きで、最も大事にしている曲です。

というのも、
中学ではブラスバンドをやっていたのですが、高校生時代に色々ないきさつで、本当は好きではなかったのですが半強制的に合唱部に入れさせられ ”いやいや”週に一度 練習に ”おつき合い”していました。

当初は、やっぱり全然面白くないと思いながら、いくつかの曲を歌っていました。
そして定期演奏会の練習に入った時 この”水のいのち”と出会いました。

練習がはじまり、そして歌いこなしていくと、自分の心に変化が現れました。
”あれ”  ”なんかいいかも… いい感じ ”と

そして練習も進み ある時 ”どきっ”としました。

なんて 美しい曲
なんて どきどき する曲
なんて いるいるなことを 考えさせられる曲

    そして

なんて 感動できる曲 なのだろう… と

すっかりこの曲に魅せられてしまいました。

そして、同時に

合唱って 素晴らし
合唱って こんなに感動できるものなのか と

それ以来合唱が大好きになりました。
それ以来もう30年近くにもなりますが、今では大切な生活の一部となっています。

”水のいのち”は私にとっての合唱の原点なのです。

そんな想いの多い曲を、今回歌えることに ”喜びと感謝”をもって
精いっぱい歌いたいと思います。

あなたも、時間がございましたら是非おいで下さい。

お待ちいたしております。

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