トス設計の理念と歩み

トス設計に興味を持ってくださりありがとうございます。

トス設計の代表、井上昌樹でございます。

こちらでは私がどのような気持ちで設計に関わっているのか、あなたとどのような家を一緒に作り上げていくのかを書き綴りました。

ぜひご覧ください。

井上昌樹(一級建築士)

・健康志向の家づくりで136軒の設計監理
(個人住宅、マンション、クリニック、会社社屋、老健施設、保育施設、ホテルなど)
・ローカルラジオ局『健康的な家づくりのポイント』で1年3ヶ月パーソナリティ
・建築雑誌 “住まいの設計” にて住宅が4軒掲載
・愛媛新聞、読売新聞、月刊文芸春秋などで紹介
・2024年6月竣工 今治駅前ステーションホテルの設計監理 など

父と歩んだ設計士への道

私がまだ小学生だった頃。田舎で親戚の家が新築されることになり、設計事務所の人が描いた図面を初めて見ました。

「なんて、カッコイイんだろう」

この衝撃が、私の設計士を目指すきっかけです。

それ以来、憧れ続けた大学受験も迷わず全て建築学科を選択。厳しい競争にチャレンジし、ようやく念願の建築科に入学しました。

しかし、大学4年のある日、突然母から告げられました。

「父が癌に冒され長くは生きられない」

ショックでした。私が設計者になることをずっと応援してくれた父。

その姿をまだ見せることのないまま、逝かせるわけにはいかないと思いました。

そして就職活動。
卒業後の経済的自立を考えると、本当は行きたかった設計事務所は諦め、経済的に安定している大手ゼネコンの設計部に希望をかけて入社試験を受けました。

大手はどんな部署に配属されるかわかりません。しかし、父のことを考えると時間がない。

私は最終社長面接で賭けに出ます。

「2年間で設計部に行けなかったら辞めます。」

私は運が良かった。見事、採用されました。

現場での仕事をこなしながら、入社から約1年後に設計部に空きが出て、待望の設計部の一員となることが出来ました。

その時、父の癌告知から2年が過ぎていました。

癌はあちこちに転移し、右目摘出、おまけに緑内障になり視力さえも失ってしまっていたのです。

笑顔もなく毎日苦しそうな表情ばかりの父。

「父さん、設計部の一員になれたよ」

そう報告をすると、苦しそうな表情ばかり浮かべていた父が、頬をゆるめ

『本当に良かったなあ』

視力を失ったその眼から涙をこぼして一緒に喜んでくれました。

それから2ヶ月後、父は旅立ちました。

子供の時からの私の夢であり父の夢でもあった『設計士』という職業につけた私のルーツです。

現在でも多くの施主様とのご縁をいただいていることに感無量です。

「病気の家」とは?

私の現在の家づくりの原点は、20年前に出会ったこの言葉です。

「シックハウス症候群」

たまたま大阪の地下鉄の中吊り広告で見た、”病気の家”というワード。

「初めて聞く言葉だ。何だろう?」 

家をつくる設計者として見過ごしてはいけない何か重要なことであると、第六感が働きました。

しかし当時は「シックハウス症候群」に関しての情報はほぼゼロ。

何とか知りたいと思う気持ちは募っていくばかり。

そんな時、シックハウス症候群についての勉強会が大阪で開催されることを知り、毎月大阪まで通い勉強することにしたのです。

家において最も大事なのは「健康」である

住宅により引き起こされる「数々の問題」を知れば知るほど、そこに住む人にとって健康を損ない、恐ろしいものであるという実態を知り驚愕しました。

近年、住宅の建材や施工材などから化学物質が出て起こる、めまいや頭痛、皮膚障害など健康被害の総称を「シックハウス症候群」といいます。

愛媛県建築住宅センターサイトより

”家をつくるプロとして断固このような家はつくってはならない”

私の家づくりでのキーワード 『健康』 が生まれた瞬間です。

そこから家づくり・リフォームにおいて『健康』を配慮してつくることの大切さを地域の人々に理解して頂きたく訴え続けたものの、なかなか受け入れてもらえませんでした。

そんな状況でも諦めずに『健康志向』の大切さを見学会や勉強会等で話し、少しづつ共感して頂ける施主様との出会いを重ねてまいりました。

パッシブデザインをスタンダードに

『健康的な家』とは、できるだけ自然の風や陽の光を活かし、意識せずとも省エネにつながる建物。

今でこそ「パッシブデザイン」は一般の人にも広く知られるようになりましたが、トス設計はパッシブデザインを取り入れてから20年以上の実績があります。

※ホームページでご紹介させていただいているのはごく一部ですが、全てパッシブデザインです。

さらなる省エネの理論を追求したQ1.0住宅へ

トス設計では長年、環境と自然の力を利用したパッシブデザインで実績を上げてきましたが、近年ではさらに省エネ住宅になるQ1.0(キューワン)住宅をご提案しています。

Q1.0(キューワン)住宅とは、燃費半分で暮らす家。それでいて、冬は全室暖房、夏は全館冷房が可能な住まいです。

家とは本来『 家族の健康を守り幸せをつなぐ』もの。

超高齢化社会の現代において、住む家の性能は健康寿命の維持に大きな影響をあたえます。

トス設計では心地よい空間デザインだけでなく、家本体の性能アップに注力していきます。

断熱の効果で、これまでのエネルギーの約半分で ”冬あたたかく・夏涼しい ” 健康で快適な暮らしを実現する家。

太陽や自然の力を生かし建物のつくり方を工夫し、室内の空気を安全なものに整え、できるだけ設備の力を借りず、少ないエネルギーで心地よく健康に暮らし続けることのできる家。

それがパッシブデザインからさらに進化したQ1.0(キューワン)住宅なのです。

トス設計の理念

家づくりを通して「幸せ」をつなぎ、分かち合う。

Trust 信頼
Originally 独創性
Sincerely 誠実

私たちの家づくりは、住まい手である”あなた”が主役です。

私たちトス設計は、住まい手の想いに応えるべく、あらかじめ用意された規格品の「家」は使いません。

あなたの憧れの暮らし・想いに合わせて「家」を、住まい手と設計者、つくり手の三者でつくりあげていきます。

あなたはその主役です。

あなたが「どのような暮らしをしたいのか」という想いや夢が常に私たちの提案です。
そして、それこそが家づくりの基本です。

あなたの想像を超える提案を。

あなたの憧れる暮らしをもとに、

「いかに実現し、超えることができるか?」

私たちは常に考え、提案することをお約束します。

私は住まい手との打ち合わせ段階から、新しい暮らしの提案にお互いワクワク・ドキドキしながら家づくりを楽しんでいます。

完成後は「想像していたより、ずっといいよね!」と言っていただけることが設計士として大きな喜びです。

しかも健康的で快適・省エネな「家」を提供し続けてきました。

当然そこには、設計者の独りよがりの自己満足的な空間は存在していません。

家づくりに込める想いは、住まい手の「夢」の実現です。

私たちの使命・役割は、住まい手の幸せに繋げること。

家を持とうと思った時の「憧れ」や潜在的な欲求を「家」という形にしていくこと。

そこには住まい手の「自分らしさ」が最大限に引き出されています。

家は住みはじめてからが始まり

そして、家づくりは家ができあがったら終わりというわけではありません。

住みはじめてからが実は始まりなのです。

完成後の住まい手の暮らしの変化があればご相談ください。

トス設計は、ご要望に応じられる身近な住まいの「プロデューサー」であり「サポーター」です。

その住まいでの暮らしがいつまでも心地よく維持できることを目指し、サポートを続けさせていただいております。

いい家は、あなたの中にある。

家に合わせて暮らすのではなく
買った家に暮らしを合わせることなく

“望みの暮らし”に合わせて
家を創りませんか?

あなたと一緒に生きる家を。

井上 昌樹・一級建築士/トス設計