今治:大屋根の和モダン・棟別二世帯住宅

まきストーブのある、大屋根・棟別二世帯住宅
この家は今治市郊外の交通量の多い旧国道196号線沿いにある。
棟別に親世帯の母屋と子世代の離れを約2m間隔を開けた。
勝手口を開けると目の前に勝手口がまたある。家と家の間は物干しなどの外部の共有のスペース。
外部から見ると一階の瓦屋根がそのまま伸びる大屋根。
2階はいずれも階高も低く屋根裏部屋仕様。なんとなく落ち着く空間だ。
外観は同じものだが内部は違う空間づくりになっている。
母屋は無垢の素材感をそのまま出し薪ストーブもある柔らかく暖かい空間。
子世代の離れはすこしアンティークなモダンな感じの空間。
建築場所 :愛媛県今治市 / 新築 / 専用住宅
延べ床面積 :母屋122.02㎡ ( 36.91坪 ) 離れ 82.80㎡(25.04坪)
構造規模 :木造2階建て / 在来工法


離れ


母屋





建物北側を十分開けまた軒を低く抑えているのは住まい手の要望。敷地北側にある畑への日照に配慮してのことだ。

手前DKとストーブのあるリビングとの間には障子を設置し、都度居心地の良い空間の大きさを調整。
障子は全開放出来るように壁の中に組み込んでいる。
障子は全開放出来るように壁の中に組み込んでいる。

LDK右側の壁よりプライベートゾーン。LDKに面して直接それぞれの部屋に入る。引違扉も全開放型出来るようにしている。


壁の中に組み込んでいる障子。

上部の四つの窓・下段は手前に滑り出し開くことでストーブの熱を2階に採り入れる。

キッチン 手前に移動式(ワゴン式)の手作りの収納家具がある。

玄関

ホール 建具はすべて引戸。

2階







