松山・健康志向の高い親子三代の家
健康志向の高い親子三代の家
愛媛県松山市郊外の住宅地に位置しています。 お母様の高齢に伴い同居のために建てられた住まい。ご夫妻+社会人のお子様+お母様の大人4人家族のための住まいです。健康志向意識が高く自然素材を好まれました。高齢なお母様が過ごしやすく使い勝手が良いようにと常に配慮されているご夫妻です。またご夫妻それぞれご自分の部屋を持ち寝室兼書斎として使っています。それぞれが相手のことを思いやりながらも自分の時間というものを持ち大切にする暮らしです。家族四人それぞれが独立した部屋を持つ家です。反面家族室には皆が集まりやすいように色々なコーナーがありその時々で一番自分が居心地の良い場所で過ごせるようにしています。そこは別々の空間ではなく大きく繋がっている空間。家族のつながりを持てる空間。
建築場所 :愛媛県松山市 / 新築 / 専用住宅
延べ床面積 :163.16㎡ ( 49.35坪 )
構造規模 :木造2階建て / 在来工法
仕様 :床・杉無垢板 壁・紙張り 天井・紙張り 塗料・自然塗料
自然の光が色々な処から入ってこれるように色々な処に開口部を取る。
ポーチ 左右どちらからでもアプローチできる。将来必要あらば右のアプローチ部分にスロープを設置。
家族室 ダイニングを中心に左側にリビング。右側にキッチン。奥に和室。ここには掘りごたつ形式のスタディーコーナーがある。そして手前に外部とつながるウッドデッキ。天井の高さもいろいろ。広々と感じさせたいところは傾斜天井とし高窓を取り常に青空・星空が見れるように視線の抜けを創っている。また熱い空気の取り出し口としている。
和室への建具は天井までの高さとし開放時すべて壁の中に納まるようにし垂れ壁もなく全開放することが出来る。広さ感を創る秘訣。
ダイニングテーブルの正面には全開放できるサッシを設置している。これにより外部空間と一体となることが出来直接自然の風・匂いを直接感じることが出来る。
キッチンの奥に見えているのはお母様の暮らすスペース。奥様が家事をしながらも常に心配り、気配り、目配り出来る位置に配置。
この空間は来客時や家族の帰省時に使われる。常時は建具は壁の中に完全に秀のできるため家族スペースの一角となっているが。障子を閉めると完全に落ち着いた空間となる。のんびりと落ち着いた時を過ごしたい時にはちょうどいい。大きなカウンターを掘りごたつ形式で設置している。
掘りごたつ形式のワークカウンターは何軒か設置しているが心地よく使っていただいているようだ。
今はスロープよりも段差を低くしたほうが上がりやすい。