今治:健康・快適・安全な単身者用集合住居

入居者が健康的に安全に快適に住める賃貸集合住居・マンション その3


愛媛県今治市JR駅より歩5分の所に位置する。この建物は単身者及び若夫婦向けに2004年.賃貸マンションとして建てられたもの。この集合住居も今までと同じく 入居者にとって暮らしやすい建物を施主さん共々にめざした。
 『健康的で安全で快適に暮らせる』がテーマだ。

この建物も賃貸マンションであるからこそ、そこに住まうその誰もが「気持ちよく・健康的に・快適に住まう」を目指した。更に今回は外部の侵入者からも身を守る工夫をすると共に、今回も維持管理を恐れずに出来るだけ床材は勿論のこと自然素材を使った。それは化学物質を抑え室内の空気を安全なものにするため、また湿気の調整もしてくれるためだ。また留守中であっても自然に家中に風が流れる工夫をしている。普通は玄関は狭く暗く一日中閉め切っていいると空気が淀む。それを解消するもの。(ただ通風窓は気密性を考えると現在は使えない)また収納に関しても一工夫することによって湿気を抑えカビを防止することが出来る。このような工夫が入居者が気持ちよく暮らせることにつながる。また1階には全戸にトランクルームも付けた。豊富な収納量だ。これら入居者にとって嬉しいこと。を建設費の無駄と取るかどうかは建て主さんの価値観によるところだ。これらは入居率を落とさない。賃貸マンションを経営するオーナーにとって入居率はとても大事なこと。特に10年後20年後と年数が経てばたつほどである。でもそれは如何に入居者に住み心地の良い快適な住まいを提供できるかにかかっていると思う。

18年経った今、入居率はどうであろうか? 入居率は落ちていない。建設費の少しでも安く、家主さんの維持・管理のしやすさ、安さを第一とするか。あくまでも ”入居者にとっていいもの” を施主様と共に目指すか。どこに視点を置くかで賃貸住宅で最も大事な将来の入居率は違ってくると思う。



建築場所    :愛媛県今治市 / 新築 / 単身者用集合住宅・マンション
延べ床面積   :1050.90㎡
構造規模    :鉄筋コンクリート造 5階建 


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東西面の部屋には出窓を築け室内に広がりを持たせる。両端の妻面は二丁掛のレンガ調タイルを施す。






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南面はコンクリート打ち放しのシンプルな外観になっている。






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外観 全体的には少しアンティークな流行に流されないあきの来ない落ち着いた感じになっている。




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玄関ポーチ





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玄関ポーチ






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住居玄関 ・ホール 玄関にガラスブロックを用い常に明るい空間を創る。
手前の扉は収納。内部は物を入れても空気が通る工夫をし湿気対策を行っている。 






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住居居室  ワンルーム形式ではあるが、ダイニングと居室を分けるアルミフレームの引戸を築けている。
床はリスクを恐れず住む人に気持ちのいい無垢材を使っている。新建材とは暮らす気持ちよさが全く違う。  



 
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ダイニング・キッチン上部 丸窓 が空間の広がりと豊かさを創り出す。