光の採りこみ-02:高窓.・室内光り窓

”光を奥まで導く” 高窓効果



この住宅は今治市内中心部に位置している。隣接する東・南・西側の建物は高く陽の光が入りにくい敷地環境。

そこで東面、南面に高窓を設置し出来るだけ住宅の奥に光が届くような工夫をおこなう。





1886e223869a55c3ac9cf4ee69c3e725
いかに出来るだけ高い位置に光を採りこめる窓を築けるかがポイント





album_029
光を採り入れるために住まいを敷地のどこに配置するか。またできるだけ高い位置に窓を設置(高窓)が大事。
折角採り入れた光は内部の光り窓等を通してできるだけ奥まで導く。

このアングルでは分からないが、右側手前・南東に4階建てのビル、南面にも4階建ての建物が建っており、冬場は限られた少ない時間しか陽の光は入ってこない。





album_128
廊下の外部高窓から光を入れ、内部の高窓を通して
キッチン内部に光を誘い込む。





160725_352
中廊下形式だが高窓のお蔭でとても明るくい
album_178
キッチン内部の室内高窓から陽の光が十分気持ちよく届く





album_145
外部に面した高窓、内部の高窓ともに設置することにより、本来暗くなる場所でさえ光を導くことはできる。このように明るく気持ちよい空間は出来る。






album_167
リビングには直接高窓から光を導くこととした。 開け閉め出でき光だけではなく風の流れ道をも創った。





隣地に高い建物等があり陽の光が入りずらい場合は、

出来るだけその建物とは間を開け、陽の入りやすい方向を確認し建物配置する。
出来るだけ高い位置に陽の光の取り入れ口を設ける。

これだけではありませんが参考にしてください。