小さく建てて大きく住む家・1


場所 愛媛県今治市
用途 専用住宅/自然住宅
構造 木造2階建て/在来工法
敷地面積 393.73u
延べ床面積 109.22u(33.03坪)
1階床面積 70.41u
2階床面積 38.81u
施工 (有)藤田ハウス
今治市の中心部でありながらも、比較的静かな地域に位置している、夫婦+子供3人のための住居である。

テーマは『小さく建てて大きく住む』

ともすれば、少しでも大きく・広くと、なりがちな家づくりを出来るだけ小さくまとめるようにいたしました。

それは、基準面積あたりのコストにゆとりを持たせることであり、限られた予算で出来るだけ家の基本的性能をアップさせ、また出来るだけ自然素材を使うことを可能にさせました。

また、断熱・機密性等の基本的性能をアップさせることにより、冬暖かく夏涼しく生活でき、省エネを図ることが出来ます。

そのためにリビングの大きな吹き抜けも不快を伴うことなく設置でき、コンパクトながらも家全体がワンルーム感覚の大きな生活を可能としました。

それは、家中の木の香りが漂い、吹き抜けからは自然の風が流れ、陽の光が差し込む、なんとも快適な生活につながり、気持のいい家に繋がりました。

外観:

軒先から屋根板金下に空気を採り入れ暖めた空気を床下へ送り暖を取る。
西日除け:

出の大きな庇、夏にはスダレが掛けられる工夫です。

玄関:

懲りすぎず、シンプルに。ドアもシンプルな無垢板です。
高窓:

リビング上部より風と光を採り入れます。

健康的でゆったりと:

自然素材でつくった出来るだけのびのびした空間を目指しました。
高窓:

吹抜け上部の高窓です。
手前は掃除用のキャットウォーク。 

子供室:

間仕切壁内部を利用した造り付け本棚。かなりの量の単行本が収納できます。天井高さを利用したロフトの設置。
壁上部は透明ガラス。
ガラスの仕切り壁:

壁上部を透明ガラスにし視界を広げる。家全体のゆったりさに繋がります。

ダイニングの
吹抜け:

屋根下、外壁内部、床下等眼に見えないところの断熱・機密性を高め、省エネを図っています。
形だけの吹抜けは、不快感を呼びます。
茶の間:

ダイニングとの仕切り戸は壁に全て引き込み全て開放できます。ダイニングとのより開放的な繋がりを持たせました。

ダイニングの
吹抜け:

隣接して茶の間、奥にキッチン、階段を上がるとそこは、ワークスペースです。家全体が一体感あるものにしています。
階段:

節付絵の無垢板の開放的な階段。階段下にも、間仕切り壁内に、小物棚を造りつけました。

キッチン:

対面式キッチン。この形式のメリットは背面全体に収納スペースが設置できること。また、会話をしながら家事が出来ること。
玄関:

あまり広くはないスペースだからこそ、正面に透明ガラスを設置し外部を見せることにより、遠くに視線を延ばし広がりを持たせる。

収納・押入:

湿気対策を行う。
扉の上下に換気穴を設置することにより、常時通風できる工夫。
収納・押入内部:

湿気対策を行う。内部の仕上は、無垢杉板張りとし調湿作用を図る。また、背面はスノコ状に2重壁とし収納物を入れても常時、空気が流れる工夫を行う。

便所:

自然木で造ったカウンターに手洗器を埋め込む。床はコルクタイル貼り。


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