稲穂の風が通る家


場所 愛媛県今治市
用途 専用住宅(自然住宅)
構造 木造2階建て/在来工法
敷地面積 332.92u
延べ床面積 182.94u(55.33坪)
1階床面積 96.59u
2階床面積 86.35u
施工 三和建設
今治市の郊外に位置し、敷地南側は水田に隣接している敷地で、夫婦+子供3人のための住宅です。夏には稲穂の上を通った風が気持ちよく流れ込んできます。

施主さんの要望は、
お子様の一人が建物が原因と思われるアレルギーを患っているために、自然素材を使った健康的にいい家にしたい。
また
奥様の家事のしやすい間取り、そしてエアコンが嫌いなため、出来るだけ使わなくても涼しく気持のいい家にしたい。とのことでした。

そこで
今回も、ダイニング上部に吹抜けを取りできるだけ風や自然な光を採りこむ手法をとり、また自然素材の使用・家中の湿気対策を行い可能な限りのシックハウス対策を行いました。

完成後は、
専門業者に依頼し構成労働省推奨の測定方法にて有害な揮発性化学物質の測定を行い、安全性を確かめました。

暖房は当初太陽熱を利用した床暖房を計画いたしましたが、都合により床暖房を採用しました。無垢の床板張りでの床暖房でしたので、床材の乾燥状態が重要でした。


外観(西面):

軒先を出来るだけ深くし日除け対策を行う。また西面窓には外部にスダレ賭けを窓先に設置した。
1階は本物のレンガ積み
外観(南面):

計画当初から、南側からの風を採りこみ易くするための間取り、窓の設置等に配慮いたしました。

外観(南面):

出来るだけ外に向かってオープンにいたしました。

外観(北面):

木製の柵のロープ張り・塗装は施主さん自らが行いました。

ダイニング:

ダイニングは家の中心。
コミュニケーションの場です。
ダイニング:

ダイニングの先はウッドデッキ。子供の遊び場であり、食事の場であり、昼寝の場、使い勝手はお子様の成長と共に変化する。

健康的でゆったりと:

吹抜けを取ることにより上部に向かって広がりを感じさせ、のびのびとした空間を目指しました。
ダイニングを見る:

ダイニング億は対面式キッチン。

階段:

腰壁部分は無垢板張りとし衝撃に対しての強度を高める。
子供室:

ダイニング吹抜けに面して設置し、1階との一体感、気配を感じさせる。

2階ギャラリー:

階段を含め2階廊下を利用し趣味の版画等を掛ける。
天井収納ハシゴにて屋根裏収納と通じる。
バルコニー:

床前面を杉スノコ敷きとし、子供室の延長としている。2階のウッドデッキとでも呼べる。

2階廊下:
廊下幅を広げ、書棚・収納部を設置しました。
ウッドデッキ:

ダイニングに面し外部のようで内部のような、色々な使い勝手が可能です。

物入・押入内部:

湿気対策を行う。内部の仕上は、無垢杉板張りとし調湿作用を図る図る。また拝見はスノコ状に2重壁とし収納物を入れても常時、空気が流れる工夫を行う。
プロによる測定:

専門業者により、有害な揮発性化学物質が基準値以下になっているかどうか測定を実施する。
これにより、私どもの行ったシックハウス対策の安全性が法律的に確認できる。簡易測定は誤差が生じ曖昧さが残る。

 
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