完成写真:House-YT in 松前


完成写真 : House-YT in 松前 

 『コンパクトな敷地ながらも
    のびのびと生活出来る子育て世代の家』


この家の特徴は

・障子の開閉により広い生活空間の提供。
  同時に、いかに空間を心地よくつなぐか。

・一つの空間がどの障子を開けるか、閉めるかにより、
  そのスペースの用途を変えることが出来き、
  それぞれの用途をより広く使える。

・区画造成地のため北側の間近かな隣接住宅との視線をいかに遮るか
  と同時に自然の光や風を採り入れるかの工夫。
 
・コンパクトな敷地ながらも車3台と家族分の自転車スペース
 及びご主人のバイク置き場をいかに確保するか。




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・車3台分の駐車スペース
・左側玄関前の広めのポーチ(もちろん屋根付き)は自転車スペースでも
・あり、雨の日のサービスヤードでもある。
・バルコニーを支える柱を大き方杖を入れることで取り除いています。
・植栽も今は完了し前庭にもなっています。(後日掲載)


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・ポーチ右奥がバイク置き場です。


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・広いポーチ


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・家族スペース
・キッチンはアイランドキッチン
・手前カウンターはスタディコーナー
・タタミスペースは20cm小上がりにしテーブルに座った時との
 目線を出来るだけ併せています。
・キッチン奥のブルーに見えるところはガラスの屋根です。



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ダイニング右奥階段:家族スペースを通って2階の子供室等にアクセス。



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・障子を閉めた状態。障子を閉めることにより落ち着いた雰囲気を醸し出す。
 写真では間口が少し狭く見えるかもしれませんが、いい感じです。


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・家族スペースの一角にスタディコーナー

・左の窓はウインドキャッチャー窓:風と光を採り入れる。

  常時風の吹いている方向は窓と並行です。このため単に窓を開けるだけでは
  室内に風は入ってきません。
  そこでドア状に開閉出来る窓とし、風を開いた窓にぶつけさせ室内に誘導させます。
  しかも上下別々の窓とし扉の開く方向を逆にしています。
  これは朝夕で風の方向が変わるためです。

  また足元を流れる風は気持ち良いものです・笑



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・タタミスペースは4.5畳です。


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・この左部分のスペースが非常に重要な役割をになっています。

 真ん中に黒い線がありますが、これは障子です。
 この障子を閉めるとこの部分は正面の玄関部分とくっつき玄関ホールとなります。

 また、正面玄関との障子を閉め、真ん中の障子を現在のように開放していると
 この部分はリビング部分となり家族スペースの一部となります。

 たった一枚の障子。便利ですね!日本の文化は素晴らしい・笑



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・正面のブルーの部分は気持ちい仕掛けが・・・
  日中は光のシャワーが下りてきています。



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・隣接するであろう北隣地住宅との視線を遮る工夫。気持ち良いです。

  対峙する壁には窓を採らず屋根をガラスとし十分な光の採り込みを行う。
  出窓状に出した壁の左右に縦長の窓を取付風を採り入れる。


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・2階北側にも拘わらず、子供室に面するホールも上部より光を入れる
  ことにより明るさの安定する開放的な空間としてます。

  子供室ドア上部の開口を通して光は子供室内部にも届きます。



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・1階トイレ前手洗い:シンプルにしました。
  夜間の上からのスポットライトとの組み合わせはチョットお洒落です。