進行中・プロジェクト:風見鶏のある家 今治市

 進行中・プロジェクト: house-Ni 今治

        風見鶏のある家  

        

        
  

地鎮祭の時以来、報告出来ていませんでした。


■現在は、

地盤改良工事・基礎工事・建前を終了し屋根下地も終わり
瓦を葺く準備中です。

         

今回葺く瓦は、フラット瓦を使用します。
葺き終わった状態は、屋根全体が瓦で波打つのではなく、平坦な感じになります。

その上に、太陽光パネルを設置いたします。


 
                           瓦が仮り置きの状態

面積があるので全て葺き終わるには1週間くらい掛かりそうです。

 
 


 



■軒先の空気の採り入れ口を紹介いたしましょう。

この取り入れ口は、真夏の暑い太陽で熱せられた瓦の熱を
建物内に出来るだけ伝えれないための工夫で、
非常に重要なものです。

つまり、
夏涼しく過ごすための工夫・装置です。

     
 
先端の黒くライン上になっている部分(下写真参照)が取り入れ口です。


     

ここの取り入れ口から入った空気は、屋根・瓦の下のトンネル状の筒の中(通気層)を通り屋根の一番高いところから外に自然に抜けだすようにしています。

つまり、太陽で熱せられた屋根・瓦の熱が、室内側に移ってしまう前に外に出してしまうということです。


  
         屋根瓦取付部の下のトンネル状になった空気の流れるスペース


 私たちの建物づくりでは、必ず行っている大事な部分です。



■室内工事
床や屋根下の断熱材の取付 と 室内の湿気を壁や屋根・天井内に入れないための防湿シートの取り付けを行っています。

隙間なく取り付けることが非常に大事です。

     


 



■今までの流れ・概略

■柱状地盤改良工事
地質調査を行った結果、少し地盤が弱いと判断したため
地盤の改良工事を行いました。

 


     




■基礎配筋

 

ぼこぼこへこんでいる部分は地中梁部分です。

ベタ基礎とし鉄筋入りのコンクリートを全面に施せばオールマイティ
ということはありません。

将来メンテナンス用または点検用に、床下の基礎立ち上げ部のコンクリートを切り、人間が床下全てにいけるようにする場合等では、

立ち上げ部を切ることにより強度が落ちてしまうため、ベタ基礎下に地中梁を設置する必要があります。

 




■建前